こどもにかけた言葉は、あとから届くことがある
「何度言っても、響いていない気がする」。こどもに大切なことを伝えようとするほど、そんなもどかしさを感じることがあると思います。今この子に、この言葉はちゃんと届いているのかな、と。
でも、言葉は伝えたその場ですぐに届くとは限らないのかもしれません。今日は、かけた言葉と、それが届くまでの時間について、金曜教室で感じていることを書いてみます。
言葉は、その場で届くとは限らない
こどもには、言われたその瞬間には意味がうまく分からないことがあると思います。大切なことほど、なおさらかもしれません。
それでも、ふとした時に「あの時の言葉は、こういう意味だったのか」と分かる瞬間が、あとからやってくる。「そういえば、いつも同じことを言われていたな」と、時間が経ってから思い出す。すぐに響いているように見えなくても、その子の中に静かに残っていることもあるのだと感じています。
わたしも、親の言葉に今ごろ気づく
わたし自身、こどものころに親から言われた言葉の意味が、当時はよく分かっていませんでした。
けれど大人になった今、「あの言葉は、こういうことだったのか」と思い当たることが何度もあります。あのとき何気なく言われていたことに、今さらながら感謝することも少なくありません。すぐには届かなかったけれど、確かに残っていた。自分がそうだったからこそ、こどもにかける言葉も、その日のうちに響かなくてもいいのだと思えるようになりました。
必要なことを伝えたら、あとは「待つ」
そう考えると、こどもへの言葉のかけ方も、少し変わってきます。

わたしが指導の中で大事にしているのは、必要なことを伝えたら、あとは多くを言わずに待つことです。言葉を重ねて急かすよりも、こども自身が気づく時間を待ちたいと思っています。その場ですぐに分かってもらおうとしない。今日は届かなくても、待った先で、いつか思い出してもらえたらいい。すぐに反応が返ってこなくても、まいた種がいつか芽を出すこともあるのかもしれない。そう思えると、伝える側の気持ちにも少し余裕が生まれます。
遊びに夢中になる時間の中で
金曜教室は、鈴鹿市武道館の第一道場で開いています。毎週金曜の16時50分から17時50分、3歳から小学6年生のこどもを対象に、はだしで畳の上を走ったり、鬼ごっこやサーキット遊びをしたりしています。
夢中で遊ぶ時間の中で、こどもに必要なことを伝えたら、あとはできるだけ待つようにしています。その日は届かなくても、いつか「そういえば、あんなことを言われたな」と思い出してもらえたら。金曜教室が大切にしたいのは、そんな時間です。
金曜教室では無料体験も行っています。お子さんが夢中で遊ぶ様子を見に、一度体験にお越しください。おうちとは少し違う一面が見られるかもしれません。
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