習い事の体験に行ったら断りにくそうで迷う
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夜にこどもが寝たあとのソファでスマホの画面を見ている。習い事の体験に行ってみたい気持ちはあるのに指が止まる。止めているのは体験の一時間より、帰り際の玄関で「どうされますか」と聞かれる数分のほうです。
先に答えを書きます。体験はその場で入会を決める日ではなく、こどもがその場所を気に入るかを確かめる日です。金曜教室では体験のあとに無理にお誘いすることは一切ありません。
断りにくさの正体は帰り際の数分
玄関でこどもは靴をはきながらまだ何か話したそうにしている。こちらはかばんを肩にかけて先生の前で次の一言を探している。「ありがとうございました」のあとに続ける言葉がそこで詰まる。
まだ行ってもいないのに帰り際に入会を尋ねられる場面だけが先に浮かぶ。断りにくいと感じるのは、時間を割いてもらったのに断るのは申し訳ないと考えてしまうからです。その気持ちは持ったまま来てもらってかまいません。
決める役をこどもに残しておく
心理学の自己決定理論では、「自分で決めた」「できた」「仲間とつながっている」という感覚が、内側からのやる気を支えると考えられています(Ryan と Deci、2000年)。選ぶ機会があると意欲が高まりやすく、その傾向は大人よりこどもで強いという41の研究のまとめもあります(Patall ほか、2008年)。そのまとめに入っている実験の多くは運動の場面ではありません。
玄関で靴をはく数分のうちに大人が決めてしまうと、決める役はこどもに回ってきません。決めるのを家まで持ち帰れば、それは断るための時間であると同時に、こどもが選ぶための時間にもなります。
金曜教室では右と左にコースを置いた場面でどちらへ進むかをこどもが選びます。やってみるか今日はやらないかも本人が決めます。17時50分に体験が終わったらその日のお子さんの様子を簡単にお伝えします。そのあと決めるのはご家庭とお子さん本人です。

体験の日にできる3つのこと
- 家を出る前に:玄関でこどもの靴をそろえながら自分の中で一言だけ決めておく。「今日は確かめに行くだけ。決めるのは家に帰ってから」
- 帰り際に聞かれたら:「家で相談してから決めます」と伝える。理由を足さなくても、この一言で用件は伝わります
- 帰りの車で:「どうだった?」と聞いて、返ってきた言葉をそのまま受け取る
帰りの車で「楽しかった」と返ってきたなら、それが答えです。通わせてあげてほしいというのが私の本音です。もう行きたくないと本人が決めたならそれもひとつの答えとして受け取ってください。
体験のご相談は、申込フォームのほかにInstagramのメッセージや公式LINE、お電話でも受けています。体験日はお申し込みのあとで相談できるので、まず枠だけ押さえてもらえれば大丈夫です。
毎週金曜の16時50分から17時50分に、鈴鹿市武道館の第一道場で3歳から小学6年生までが畳の上ではだしで遊びます。開講日や会場は変更になる場合がありますので、日程はお申し込みのときにご確認ください。
無料の体験ができます。ひとりで心細そうならお友だち・きょうだいと一緒でもかまいません。体験の日は保護者の方も見学しながら過ごしていただけます。
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