夜になっても寝てくれない、朝は起きない
夜9時を過ぎても目がぱっちりしている。やっと寝たと思ったら、朝は何度声をかけても起きない。起きたら起きたで、朝ごはんが半分残っている。夏休みの終わりが近づくこの時期、そんな家がいくつもあるのではないかと思います。
早く寝なさい、と言う側もほんとうは分かっています。言葉で寝かせられるものではないということを。
「寝ない」も「食べない」も、夜と朝の問題ではないのかもしれない
寝る時間と食べる量は、その日の夜と朝に起きていることのように見えます。でも、夜になって急に決まるわけでもないのだろうと感じています。
一般に、日中に体を動かすことは生活のリズムを整えるうえで役に立つと言われています。逆に言えば、体があまり疲れていない日は、夜になっても体のほうが「まだ終わっていない」と思っている、ということかもしれません。
だとすると、手を入れられるのは夜ではなく昼のほうです。夜9時に叱る代わりに、夕方のどこかで、思いきり動く時間が一度あるかどうか。そちらのほうが、変えられる余地があるように思います。
一時間走ったあとのこどもの顔
金曜教室では、一時間のあいだ、はだしで畳の上を走ります。鬼ごっこをして、しっぽ取りをして、サーキット遊びで跳んだりくぐったりします。

始まって数分で汗が出てきて、途中で水を飲んで、また輪に戻っていく。終わりが近づくころには、畳に座り込んで肩で息をしている子もいます。何かを成し遂げたわけではないのに、やりきった顔に見えることがあります。
その日の夜にどうだったかまでは、こちらには分かりません。ただ、あれだけ動いたのだから、今日は体をよく使った一日になったはずだと思いながら見送っています。
動く量は、その子が決めていい
生活リズムのために運動を、と考えると、つい「たくさん動かさなければ」となりがちです。でも、量を大人が決めてしまうと、遊びは急に宿題のような顔になります。
金曜教室では、メニューの中に選択肢を置いています。たとえば、少し難しいコースと、そうでもないコース。どちらをやるかは、こども自身が選びます。今日はやらない、と本人が決めたなら、それはそれでよしとしています。
不思議なもので、「やらなくてもいい」となっているほうが、こどもは自分から動き出すことが多いように感じます。動かされた一時間より、自分で選んで動いた一時間のほうが、体にも気持ちにも残るのだと思います。
金曜の夕方に、動く時間をひとつ
新学期が近づくこの時期は、リズムを戻したい気持ちと、こどもの様子とのあいだで、少し疲れる時期でもあります。夜のことは夜に片づけようとせず、昼の側にひとつ動く予定を置いてみる。それくらいの気持ちで大丈夫だと思っています。
金曜教室は、鈴鹿市武道館の第一道場で開いています。毎週金曜の16時50分から17時50分、3歳から小学6年生のこどもが対象です。はだしで畳の上を走ります。開講日・会場は変更になる場合がありますので、お申し込みのときにご確認ください。
無料体験を受け付けています。お友だちやきょうだいと一緒でも大丈夫です。走りきったあとのお子さんの顔を、一度見に来ていただけたらうれしいです。
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